学校保健委員会からのお知らせ 学校医選任について

2022年11月1日お知らせ

日頃は学校保健活動にご協力いただき有難うございます。 学校医退任や新学校設立の際、京都府眼科医会学校保健委員会は新たに学校医を募集、選任しますが、組織運営の透明性が問われる昨今、選任に至る過程を会員各位に明らかにする必要がありますので、現在当委員会が留意している点や選考基準などを具体的に解説させていただきます。なおここでお伝えする内容は原則、京都市立幼稚園、小中高等学校に関するものであり、京都市以外の学校や私立、府立校はこれに該当しません。

<多くの方が学校医になることが望ましい>
当委員会としては、できるだけ多くの先生方に学校医になっていただき、共に保健活動を進めていきたいと考えています。従って現在いずれの学校も担当されていない方は、ぜひ募集時に希望していただければと思います。初めての方を対象に新任学校医研修会が毎年3月に開かれ、心構えや職務内容などが丁寧に解説されますので、よくわからなくて不安に感じておられる方も安心していただけます。それ以外でも不明な点等ある場合は当委員会に問い合わせていただければ個別に対応させていただいております。

<受け持ち校数は多すぎたり少なすぎたりしない方が良い>
各先生方の受け持ち校の数はできるだけ多寡のない状況が望ましいと考えています。選考にあたり応募者が複数の場合、受け持ち校の少ない方が優先されることがあります。

<学校から近い所から順次募集する>
以前は当該校の属する眼科医会ブロック内で公募していましたが、平成 28 年に内規が変更され、「眼科医会ブロックにかかわらず、当該校の近隣(距離や交通等)から公募し、応募者のない場合は、公募を順次遠方に及ぼす」となりました (詳しくは京都府眼科学校医会会則「眼科学校医、嘱託医(推薦)内規」をご覧ください)。したがって診療所、学校が所属する行政区、眼科医会ブロックに関係なく、診療所から学校までの距離が判断材料になります。

<選考方法>
選任にあたり、まず近隣の先生方に当該学校医担当を希望されるかどうか調査を行います。京都府眼科学校医会会則によると、「学校医は希望調査結果を参考のうえ、受け持ち校の数、児童生徒数、学校との距離などを勘案し総合的に判断して決定される」 となっています。この原則に沿って学校保健委員会で協議され、選任されますので、ご回答いただいた希望内容がそのまま結果に反映されるとは限りません。希望調査で「引き受けても良い(=希望する)」と回答していただいた方には、後日選考結果をお知らせします。詳細をお知りになりたい方は、当委員会までお申し出くださいますようお願い申し上げます。

以上、お気付きの点等ありましたらお知らせくださいますようお願いいたします。

京都府眼科医会学校保健委員会
事務局(京都府眼科医会)

Posted by 辻 俊明